2017年08月17日

骨粗鬆症と歯科治療

皆様、こんにちは 今年の夏はどうしてしまったのでしょうか。本当に雨が続きますね。私の庭の草花も太陽を待ち遠しそうにしています。

今回は骨粗鬆症と歯科治療についてお話をしたいと思います。骨粗鬆症とは骨の微細構造が変化して、骨が弱くなり骨折しやすい状態をいいます。一般的に骨量(骨密度)が若年成人平均値の80〜70%で「骨量減少」、70%未満になると「骨粗鬆症」と診断されます。主な合併症は大腿骨頸部骨折、橈骨(腕の骨)骨折などがあります。

現在骨粗鬆症の治療としてBP製剤(ビスホスホネート製剤)が処方され、多くの方が服用されております。またこのお薬はがんの治療をされている方も服用されていることがあります。このお薬を継続的に服用している患者さんが歯科治療において抜歯など外科的治療を行った際、顎骨の壊死(抜歯後の傷の治りが悪くなる)が起きるケースがあるため注意が必要なんです。

そのためこれから投与を予定している方は投与前にお口の衛生状態を良好に保つことが大切です。歯周病が大きく進行していたり、大きな根尖病巣(歯根周囲のばい菌)のある歯、破折(割れている)歯などは顎骨壊死リスクが高くなるため抜歯してから投与を始めることが望ましいです。

すでに投与している方は3年未満の方は外科処置前にお口の衛生状態を良好に保った状態でBP製剤を休薬せず外科処置が可能となります。

3年以上投与されて方で骨折のリスクが高くない場合は3ヶ月休薬して外科処置を行うことが望ましいとされています。この判断はかかりつけの医師の先生と歯科医の先生に連携して対応してもらうことが大切です。

骨粗鬆症で歯科治療をされている方はご注意していただければと思います。

何より大事なのは骨粗鬆症にならないよう日々の食事や運動など、日常生活のちょっとした注意が必要です。規則的な運動とバランスのとれた食事ですね。

(日本口腔外科学会 ビスホスホネート系製剤と顎骨壊死より)
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2017年04月24日

歯周病と心臓病・脳卒中

だいぶ暖かくなり庭の梅も満開です。春を感じますね。桜も満開となり大河原町まで花見に行ってきました。

さて早速健康情報ですが歯周病は心臓病や脳卒中にも関係しています。歯の周りには細かい血管がたくさんありますので歯周病菌が歯周ポケットの中にたくさんいると血管に入り込んでいきます。

この血管中に入り込んだ歯周病菌は心臓の周りにある血管に溜まり血の塊(血栓)をつくると血液の流れを阻害して最後には血管が塞がれてしまいます。心臓の周りにある血管は冠動脈と言いますがここが塞がれると心臓の筋肉に酸素や栄養がいかなくなり狭心症や心筋梗塞を引き起こすこととなるのです。

心臓だけでなく脳の血管も同じように塞がれてしまいますと一部の脳への酸素や栄養がいかなくなり脳卒中を引き起こしてしまいます。

心臓の弁に障害のある方は心臓の中に入り込んだ歯周病菌が炎症の原因になったります。注意してください!

ブラッシングって大事ですね。何事も体の病気が起こってからでは大変です。お口からお体のご病気を予防してください。

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2017年04月06日

腸管について勉強しました

先週の土曜日に腸管(小腸・大腸)について勉強会で発表いたしました。全身疾患と歯科治療は結びつきが多く我々歯科医師も全身的な知識をアップグレードしていくことは大切です。腸管の解剖、組織的構造、生理的な役割と興味ふかいところは多々あります。腸管は自律神経(交感神経・副交感神経)に制御されており、小腸は消化液にて食べ物を分解し栄養素を吸収、大腸は水分を吸収して糞便を形成いたします。その構造・役割は非常に複雑です!今回腸管について再確認できたのは貴重な経験となりました。
もう一つ!2人に1人はがんになる時代。大腸がんを始めとする体のがんはDNAのメチル化異常が関係しているとのこと!メチル化とはなんぞや。難しい言葉ですが簡単に言いますとDNAに化学的に印をつけて制御することだそうです。その制御の印が飲酒、喫煙、食生活習慣などでちょっとエラーができてしまいがんになってしまいます。今回はDNA,RNAについても分子生物学の基本を見直しました。DNAは生体の設計情報の図書館です。そしてRNAはDNAの情報からタンパク質を作り出していきます。DNAの中でタンパク質の設計情報の部分を遺伝子といいます。ルドルフ・ウイルヒョウは病理学者であり政治家の方で白血病を発見した方です。彼はからだの中を細胞と細胞が作り上げる”国家”のようなものにたとえました。分子が集まり細胞となり、細胞が集まり組織になる、組織が集まり器官となり、器官が集まり体となります。口腔は消化組織の入り口となります。このような方向から我々の歯科治療を考えるのも勉強になりました。
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2017年03月27日

がん患者の口腔ケア研修会

平成29年3月26日(日)の10時から宮城県歯科医師会館で「がん患者の口腔ケア研修会」が開催され参加してまいりました。研修会は宮城県立がんセンター頭頸部内科科長の山ア知子先生に「頭頸部がん患者の口腔管理についてしってほしいこと、おねがいしたいこと」、仙台青葉学院短期大学の伊藤恵美先生に「頭頸部癌患者の口腔管理について歯科衛生士として知っておくこと」の内容でお話をいただきました。日本において2人に1人はがんに罹り、3人に1人はがんで死亡しております。私の患者さんでもがんの治療されている方は年々増えてきているように思います。がんの治療は手術、放射線、抗がん剤治療が行われ、薬剤の開発もめざましく抗がん剤、分子標的薬、免疫療法と選択肢が増えてきているのが現状です。そのような中治療中や治療後に副作用を幾らかでも少なくし、治療を完遂することに口腔ケアが重要となるということでした。
高齢者の方々の暦年齢と実年齢の個人差は大きくなってきており、がん治療する際全身麻酔が可能かどうか・抗がん剤に対する副作用の抵抗度など人によってそれぞれ違いが大きくなっていると山ア先生はお話をされていました。がんにならないように生活を気をつけることは必要ですがお口の中も健康な時からケアしていくことは大事です。フレイルとは我々体の活動が低下し病気ではないけれど虚弱してしまうことを言います。その予防に一番邪魔することにサルコペニア(筋肉減弱症)が取り上げられています。お口の機能も噛めないということがこのようなサルコペニアにつながっていきます。将来のお身体の健康にためにお口を清潔にして機能の健康維持をしていきましょう。
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2017年03月22日

歯周病と糖尿病

糖尿病とはインスリンというホルモンの作用が有効でなくなってしまい、血糖値が高くなってしまう病気です。放置すると目や腎臓や神経障害など全身に様々な影響が出てしまいます。

この糖尿病と歯周病が関係していることは皆様ご存知ですか?

歯周病が進行すると歯ぐきの炎症が持続していきます。その炎症からケミカルメディエーターという化学物質が歯ぐきだけでなく体の中でも増えてきます。この物質が筋肉細胞や脂肪細胞に作用して体の糖の代謝を下げてしまいます。またこれが肝臓にも作用してブドウ糖の代謝を下げるようになっていきます。歯周病はこれらの影響から血液中のインスリンの作用を鈍くさせ、糖尿病を悪化させていくのです。

お口の中の炎症をほっておくとこのようなところにも影響いたします。

歯周病をきちんと治療すると糖尿病も改善することは多数報告されているんです。

たかが歯ぐきからの出血と甘く見るべからず!
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「新歯周病をなおそう」から
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2017年03月18日

歯周病と気管支炎・肺炎

さて今回の話題は歯周病と全身の疾患です。歯周病は細菌感染症ですのでお口の中の特定の細菌と関係しています。これらの細菌は全身との疾患とも深く関係しています。

一つは気管支炎・肺炎などの呼吸器の疾患です。お口の中が不潔でプラークが多くなるとその中の細菌が唾液に混じって気管内に入り込みます。歯周病は歯周ポケット内に炎症を作り出しますので、この炎症から生じたケミカルメディエーターも細菌と一緒に気管内に入っていくのです。ケミカルメディエーターとは免疫の反応によって作り出される細胞間の伝達物質です。アレルギーなどにも関係する化学物質です。

そうすると細菌やケミカルメディエーターが気管支の中で炎症を引き起こし気管支炎や肺炎を引き起こします。お年寄りになるとうまく飲み込めないでむせてしまうことがあります。これを誤嚥といいます。誤嚥があるとこれが原因となる誤嚥性肺炎が起きてしまうことがあります。

まずは入り口であるお口のケアーをしっかりいたしましょう!
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「新歯周病をなおそう」から
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2017年03月17日

歯周病はメインテナンスが重要 継続的支援ケアー

今回も健康情報としてお伝えしていきたいと思います。歯周病は治療をするとほとんどの方は良くなるのは前回お話しをしました。しかし治療後細菌を継続的にコントロールしてケアしないと再発を繰り返してしまうのです。近年歯科にて行う継続的なコントロールするケアを「SPTー Supportive Periodontal Therapy」と呼ばれています。ちょっと専門的な言葉ですが頭の片隅に入れていただければ幸いです。歯が失われてしまう数の研究を調べてみると下記のような報告があります。
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LION セルフケアガイドより
グラフの上は歯周病治療の専門的な機関で継続的ケアを行った結果のデータです。下は厚生労働省の平成23年の日本人のデータとなります。継続的ケアのパワーはすごいですね。こんなに違いが出るなんて!このケアは、毎日行う歯ブラシによるブラッシングである「ホームケア」と歯科医院で行う「プロケア」に分けることができます。細菌の住処はバイオフィルムという"ねばねば"です。ブラッシングは歯茎の上のバイオフィルムを壊して取り除きやすくする作業です。プロケアでは何をするのでしょう。歯茎と歯の隙間の下の方にも細菌がいてバイオフィルムと歯石が住処になっています。これを機械的に除去するのがプロケアです。ホームケアによるケアーがプロケアの効果を維持させるというデータもあります。

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LION セルフケアガイドより
これは初めに両方のブループにプロケアをおこない歯と歯茎の隙間の中の細菌を減らしてその後グループAはホームケアを自己流でおこない、16週後に歯科医院の指導のもとホームケアを行いました。グループBはプロケア後すぐに歯科医院の指導のもとホームケアを行ったものです。歯茎の隙間の中の細菌の割合はこんなに違いが出ます。ホームケアは本当に大事なんですね。是非歯周病を治療してその状態を維持していくために継続的な支援ケアを是非受けてください。
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2016年12月28日

歯周病は治ります

皆様こんにちわ 大変ご無沙汰いたしました。

今月エリアマーク例会でジュン歯科としてテーマ発表をさせていただきました。

テーマは歯周病でした。

歯科クリニックで"あなたは歯周病です"と言われると心配になりませんか?この病気はサイレントディジーズともいわれあまり症状がなく知らないうちに歯の土台が弱くなってしまう病気です。しかしあまり心配しすぎる必要はございません。歯周病はほとんどの方がなる病気なのです。あなたが特別ではありません。きちんと歯科クリニックで診断を受けて治療を受け、毎日効果的なブラッシングをしていけば歯周病は治ります。良くなっている方はたくさんおられます。ご安心ください!

原因は歯垢、歯石にいる細菌です。この細菌が歯と歯茎の隙間に入っていき病気を進行させます。そしてこれらの細菌はバイオフィルムというネバネバの中にいます。うがいだけでは取れません。だから歯ブラシで物理的に取り去ることが大事です。ブラッシングをする場所のポイントは歯と歯茎の境目にいる歯垢を丁寧に丁寧に掃き出していくことです。(図1・図2)もう一つ大事なのは歯と歯の間はトンネルのようになっています。ここは歯ブラシでは届かないことがあります。その時は"歯と歯の間ブラシ(歯間ブラシ)"が必要となります。時間をかけて丁寧に掃き出してください。最近は寒いので洗面所ではなく居間でテレビを見ながらでもゆっくり行うのがいいでしょう。歯ブラシはこまめに取り替えましょう。毛先が開いてきたら交換です。もう一つ大事なことは力を入れすぎないことです。力を入れる力は100g〜150gくらいが目安です。(図3)

歯周病の治療は原因である細菌を除去していくことを基本とします。歯周病治療の特徴は薬物療法が中心ではなく物理的除去療法が中心となります。クリニックでは歯と歯茎の境目の下の方(外から見えない歯茎の中)をお掃除して、ご自宅では歯と歯茎の境目から上の方(外から見えるところ)をお掃除いたします。この両方が合わさることで治っていくのです。治療が終了して治った方は定期的メインテナンスをお忘れなく!今治療されている方は毎日ブラッシングを頑張ってください。心配だなと思っている方は早めに歯科クリニックに行って検査してもらってください。私は大丈夫だと思っている方は中年以降は8割のかたが歯周病になっていますので、過信しないで是非歯科クリニックへ。

今年は大変お疲れ様でした。少しでも皆様の来年からのお口の健康に繋がることを願います。

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図1「LION DENT.EX SYSTEMA 資料」より

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図2「日本人はこうして歯を失っていく」より

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図3 「LION DENT.EX SYSTEMA リーフレット」から
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2016年08月05日

歯周病はメインテナンスが大事です。

毎日暑い夏が続いていますね。皆様お体の調子はいかがでしょうか。いやいや、しばらくブログを休んでしまいました。


前回は歯周病の検査についてご説明いたしました。
歯周病は細菌感染が一番の原因になるため治療が終わってもそのコントロールが大事になります。
治療が終了して良くなったお口の中もそのままになっていると元に戻ってしまいます。 歯科衛生士さんによるお口のお手入れが大事なんです。
一般的目安は3~4ヶ月おきがいいでしょう。
メインテナンスを行っていくことでお口の健康を維持できます。
歯周ポケット内の細菌はブ ラッシングをしていても少しずつ増えてくる ので専門家によるお手入れが必要となりますね。

メ イ ン テ ナ ン ス での内容は@汚 れ の チ ェ ッ ク 、A歯 周 ポケットの検査、Bクリーニング、Cフッ素塗布などです。時間は1時間くらいとっていただければと思います。

是非「かかりつけ歯科医」を持ち、お口の健康を維持されてください。歯茎が腫れてグラグラになってからでは大変です。歯、お口から健康生活を始めましょう!
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2016年03月14日

歯周病の検査


もうすぐ春ですね。早く暖かくなってくれることを願います。

ピンクのクリスマスローズが今満開隣ました。

桜の開花予想は4月6日とのこと。春の到来が楽しみです。

さて歯周病について3回ご説明をしてきました。今回は歯周病治療の検査についてお話しをいたします。

歯周病は、軽症のときはあまり痛みはなく 症状が感じにくい病気です。 歯周病を治療していくには全体の検査が必要となります。

検査1 歯周ポケット検査

歯と歯ぐきの間には隙間があり溝になって います。健康な時は歯肉溝と言いますがそこ にプラークの中の細菌が侵入して歯周ポ ケットが形成されます。そのままになってい ると少しずつ奥の方に進行していくのです。ポケットの程度は数字で表され数字が大きくなると症状が重くなります。

検査2 プラークの付着状況検査

歯垢がどれくらい歯の周りについているか を診ます。プラークレコード(PCR)といい 、健康を 保つには20%以内が理想とされています。

検査3 歯の動揺度検査

歯の動きをみます。沈み込む状態は、歯の根 の先端付近まで歯周病が進行していること が考えられます。

検査4 お口の中の写真撮影

歯周病を治療していくと歯ぐきに変化が認め られます。その変化を記録し治療に役立てます。

検査5 レントゲン検査

お口の中を10枚〜14枚に分けて撮影します。より 細かい状態を診断するために必要な検査で、 歯を支えている歯槽骨の状態を判断いたし ます。

歯周病を治療していくにはこれらの検査が必要となります。この検査を基に診断し治療をどのようにしたらいいのかを判断していきます。

歯・口から始まる健康生活にお役立てください。

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2016年01月26日

歯周病の原因

今回は歯周病の原因についての健康情報です。ブラッシングが十分でなかったり、砂糖を 沢山摂取すると、細菌がネバネバした物質を作り出して歯の表面に付着します。これを歯垢=プラークといいます。 歯垢(プラーク)は食べ物のカスのように思われがちですが実は"細菌の固まり"なのです。1mg の中に1億個以上いるといわれる 細菌が毒素を出し、虫歯や歯周病を引き起こします。歯周病は細菌感染ですが咽頭炎や肺炎のような感染症とは違い、治療の第一選択が薬物療法ではありません。歯周病の予防注射があったらいいと思いますが、まだ残念ながら無いのです!歯の周りや歯周ポケットの中に歯垢と一緒に細菌が入り込み、時間が経ち量が増え繁殖していくと、体の中で細菌から体を守ろうとして反応(免疫反応)があらわれます。結果的にこの反応が歯を支えている組織を破壊していくのです。歯周病を治療または予防していくにはこの歯垢を減らして体の反応を減少または停止させることが大事となります。プラークは粘着性が高く、うがい程度では落ちません。だから歯垢を取るには"歯ブラシ"が必要となるのです。

是非お口の健康維持につなげてください。
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2015年12月28日

歯周病とは 健康情報1

皆様、お口に中特に歯の健康は気になりませんか?

歯の病気には大きく2つあります。

虫歯と歯周病です。特に歯周病は年齢を重ねると気になるところです。

歯周病とはどんな病気でしょうか?  歯周病は、歯垢(プラーク)の中に含まれる細菌が引き起こす感染症で、生活習慣病でもあります。初めは歯ぐきが赤くなって腫れてきたり、血が出るようになります。進行すると歯ぐきの腫れが大きくなって膿が出てきます。さらに歯が動き始め、硬いものが噛みにくくなってきます。ついには歯を支える骨(歯槽骨)がなくなってしまって歯がグラグラになり抜けてしまうのです。最近歯科医院に行ってないなという方は早めに検診を!

いつまでも美味しいものを楽しく食べたいですね!

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イタリア トリノのアーケード
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2015年04月17日

お鼻とお口の違い

今日は久しぶりの晴れの天気になりました。とても気持ちのよい日ですね。県庁の近くに満開の桜の木を発見。本当に満開!素晴らしい。

お花とお鼻違いですが、今回はお口とお鼻の違いについて書いてみたいと思います。

どちらも空気に接するところは粘膜で覆われています。でもこんなお隣同士なのに全然役割が違うのです。

お口は食べ物を取り入れ、鼻は呼吸をする。暑いスープや辛いカレーなど鼻に入ったら大変なことになってしまいます。

これは同じ粘膜ですがそれぞれ違う構造になっているからです。

鼻の粘膜は線毛という構造がありゴミやばい菌が直接粘膜に接しないように守っています。鼻に入ったばい菌を線毛が粘液に絡めてのどの方に送っていきます。でもこれは食べ物の刺激は耐えられないようになっています。

口の中は「重層扁平上皮」といい何層にも重なった組織で、熱いものや辛いものの刺激を守るようになっています。

呼吸はお鼻でもお口でもできますがこのような構造を考えると、呼吸はお鼻で、食事はお口でするというのが本来となります。

アレルギー性鼻炎などで鼻が詰まっていると口呼吸になってしまいますが、お口には線毛がありませんので直接ゴミやばい菌が粘膜についてしまうのです。

寝ている時いびきをかいている方はお口で呼吸していることが多くなっています。そうするとばい菌が直接のどの粘膜に張り付いて風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまうのです。

みなさん、普段何気にぽかんと口を開いてお口で呼吸している方! 少し鼻呼吸を意識してみましょう。きっと普段の健康につながりますよ!

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2015年01月29日

教育の大切さ

もうすぐ2月です。立春とは申しますが、まだ寒さ厳しき日が続いております。

そのような時にふとテレビで、2014年にノーベル平和賞を最年少16歳で受賞したマララ・ユスフザイさんのお父様ジアウディン・ユスフザイさんの講演を見る機会がありました。

マララさんの国では多くの女性は教育を受けることができません。マララ・ユスフザイさんは10歳の時に教育のために立ち上がりましたが、2012年10月に14歳の時に襲撃をされてしまいました。一時は生死の境をさまよう状態から奇跡的に回復し、9ヶ月後には国連本部で世界に向けて教育の大切さを訴える演説を彼女は行いました。国連やノーベル平和賞を受賞した時の演説は言葉一つ一つに重みがあり、心を打たれるものでした。これは皆様もご存知のことと思われます。

その彼女を導き、支えつづけたのがお父様のジアウディン・ユスフザイさんです。お父様は大学を卒業後学校を設立し、女子教育の普及を目指した教育者です。娘のマララさんは4歳からこの学校で勉強することができました。医者になる夢を抱いていたということです。そして事件にあいました。

彼はこう言っています。「何百人もの女性の苦しみは取り除ける。そのためには我々の意識を変えることだ・・学校に通えることは夢や希望を持てることであり、自分の可能性を広げられるということだと・・」

良い価値観を身につける環境が大事となります。教育によって解放されます。彼は命をかけて戦ってきました。真実、平和、そして教育のために・・・

マララさんは普段は普通の女の子ということです。喧嘩もしたり宿題もできなくて泣いたりもする。彼女をどう育ててきたのか皆さんから質問されるということでした。どうしたらあんなに勇敢で堂々とした子になるのか・・・。彼の答えは「何をしたのではなく、何をしなかったかということ。私は娘の翼を切らなかったそれだけです」・・・

とても感慨深い番組でした。今年娘が18歳で高校を卒業します。日本は平和でほとんどの男性も女性も教育を受けることができます。なんて幸せなことなのでしょう。感謝いたします。

何かと衝撃的な事件が起こる昨今ですが、一人の親として次世代を継ぐ若者たちに誤りのない生き方をして欲しいと願います。そのためにも親の責任は大変に重要であります。

私自身を含めて皆んなが各自が強くなり、平和のために勇気を持ち、自分には無限の可能性があると気づき、成長していくことを願います。

今年で50歳 家族で誕生会をしてもらいました。

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2014年12月31日

2015年宇宙の旅

長女が小学校4年生、10歳の時、ペルセウス座流星群をテーマにして一緒に自由研究を行いました。この流星群はスイフト・タットル彗星の通り道の残されていた塵が地球の大気に飛び込んでくることで見えるのです。毎年日本ではお盆前に観察のピークを迎えます。この彗星の直径は20km、地球に衝突したら2億メガトンになります。これは広島原爆の100億倍。NASAの計算では2126年に地球に大接近すると言われています。

昨年、東北大学大学院理学研究科の中村智樹先生による小惑星探査機はやぶさが持ち帰ったイトカワ微粒子サンプルについての講演会を拝聴しました。イトカワの大きさは直径330m。はやぶさは月以外の惑星から物質を地球に初めて持ってくることに成功しました。太陽系の起源を調べることが目的です。今年の12月にはやぶさ2が打ち上げられました。今度の到着の目的は小惑星「1999Ju3」。直径は0.7kmであり、イトカワより有機物や含水鉱物を多く含んでいます。太陽系の起源、そしてその先には人類の起源を探求と夢が広がります。

恐竜は6500万年前に突然絶滅されたとされています。絶滅の理由は様々な研究者によって議論されていますが、隕石が原因とされている説が有力視されています。メキシコのユカタン半島には「チクシュルーブ・クレーター」という隕石衝突のあとが残っているということです。この隕石は直径10km、衝突のエネルギーはとてつもなく大きく、2000度を超える灼熱地獄となったそうです。この時の火砕流は90分で地球を一周したとされていますので凄まじい状況だったのではないでしょうか。

宇宙の始まりは「ビックバン」と言われていますがこれは137億年前に起こり、そして46億年前に地球が誕生しました。地球の自転は1日が始めは4時間でしたが、月ができたことにより24時間になったということです。宇宙の歴史を1年で表すとビックバンが1月1日、地球誕生は8月となります。恐竜の滅亡は12月29日。これでいくと人の誕生はなんと12月31日21時30分です。宇宙の歴史からみるとこんなに短いなんて!10歳の時に一緒に自由研究をした長女が来年20歳で成人式です。この10年いろいろなことがありましたがあっという間でした。もちろん宇宙の歴史からみればほんの一瞬です(0.0001秒?)。気がついたらもうすぐ大晦日。今年1年皆様ご苦労様でした。私は来年50歳。来年の干支は「未」。どんな年になるのでしょうか。一瞬一瞬を大切にいきていきたいものです。皆様にとって良い年になることをお祈りいたします。

私の願い・・・・2015年の初夢は137億年前にトラップして宇宙の誕生の旅へ飛び立つこと(笑)


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2014年09月04日

猛獣型?機関銃型?

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先日、警察歯科医会全国大会に参加するため徳島県にいってきました。仙台から徳島へは新幹線で東京へ行き、羽田から徳島阿波踊り空港へと向かいます。

その新幹線での道中の出来事でした。「ガゴグ〜、ガゴグ〜」どこから聞こえてくるいびきの音。いやいや気持ち良さそうに寝ていました。そうしていると突然音が静かに。「ガゴグ〜、ガゴグ〜、・・静・・・・」そして突然「グア〜」大音響の再開。これをバックミュージックと感じるか、騒音と感じるかはその人次第です。秋の夜長のスズムシの鳴き声も日本人と欧米人では感じ方が異なるとか・・・・。

それはそうと、ふといびきの研究で有名な池松武之亮先生が頭に浮かびました。70年くらい前に埼玉で耳鼻咽喉科を開業していた先生で、日本で初めていびき研究をされ、医学会に大変寄与した先生です。そういえば池松先生はいびきの音を分類していたな〜そんなことをふと思い出しました。この音は猛獣型かな?いやいや機関銃型に違いない、ん〜爆音型かな?そう思って聞くといびきの音もなかなか面白いものです。

でも気になったのが途中で音が消えてしまうこと。10秒から15秒くらい音が止まっていました。きっと呼吸が止まっているのでしょう。これはおそらく睡眠時無呼吸症候群だと思われます。一見気持ち良さそうに寝ているようにみえますが、この時体では大変なことが起こっています。呼吸が止まると自律神経の交感神経が刺激されます。交感神経とは私たちが緊張したり、怒ったり、喧嘩したりするときに活発に働く神経です。それが毎日寝ているときに続けば体は悲鳴を上げてしまいます。怒ってばかりいれば血圧は上がりますね。それと同じです。ほっておくと“くも膜下出血”や“心筋梗塞”の原因にもなると言われています。

「いびきが大きい」「昼間の眠気がある」「朝、口が渇く」「疲労感・倦怠感がある」「高血圧や高血糖」「朝、起きた時の頭痛」皆様いかがですか?こんな症状のある方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。心当たりのある方はかかりつけ内科の先生に是非ご相談を。

徳島では観光タイムはなく、残念ながらトンボ帰りとなってしまいました。






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2013年07月02日

お酢と体とお口の話

最近の健康ブームにおいてお酢は注目される食品の一つですね。血液をきれいにサラサラにする、やせる働きを高め肌の老化を防ぐ、消化を促進し便秘を改善するなどがお酢の効果があると言われています。
 お酢は料理の文化において塩とともに大切で、旧約清書にも登場するくらいルーツは古いのです。ルーツはヨーロッパ。お酒を作っている過程でどういう訳かできてしまったとのこと。日本には4世紀の末頃、酒を造る技術と一緒に中国から入ってきました。
 お酢と言えば歯がしみるという患者さんがこの間来院されました。お口の中には虫歯はないのに冷たいものがしみるのだそうです。よくよくお話を聞きましたら体の健康のために毎日夜寝る前にお酢をコップ一杯飲んでいるとのこと。歯の表面のエナメル質がお酢の酸で傷ついて虫歯じゃないのにしみるようになってしまったのです。毎日飲むのはさけて飲む時は食事の前にしましょうとアドバイスをしましたらしみるのはだいぶ楽になったとのことでした。
お酢を飲むのは体にはとてもいいのですがお口にはちょっと注意が必要ですね。
お口と歯から始まる健康生活はじめてみませんか。
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2013年06月19日

日本臨床歯周病学会第31回年次大会に参加して

今年の年次大会は「ペリオドンティストが歯を守る」〜We save teeth~というテーマで、2013年6月15日、16日にて札幌コンベンションセンターで開催されました。長期経過観察を通して歯の保存を考えるというテーマで15日にシンポジウムが開かれ、その中で北海道の山崎英彦先生、千葉県の千葉英史先生のお話は大変すばらしく改めて天然歯の保存ということの重要性を再認識する機会を頂きました。ポスター発表では我々の東北支部から最優秀賞、優秀賞と2つも選ばれ歯周治療レベルの東北の高さを評価していただいたものと思われます。16日は歯科衛生士セッションに参加し、その中で北海道の佐藤昌美さんの講演は、歯周治療における歯科医師と歯科衛生士との密な連携が患者中心の医療を作り上げ、そのことが歯周疾患に罹患した歯牙を長期に保存することにつながるという内容でとても感銘を受けました。歯科医師の研鑽と共に歯科衛生士のレベルアップが今後の医院力には重要となると思われます。
今回の学会は例年通りエムドゲイン、骨補填剤など再生療法に関与する情報は多く伝えられていたが、歯周治療に置ける基本手技、取り組み方、患者さんのモチベーションに関することなど基本的な歯周治療に関する情報が多く盛り込められていました。大変すばらしい学会であったと思われます。帰りのタクシーでひょんなことから千歳空港に向かう途中に支笏湖によっていただき湖を眺めながらの露天風呂に入ってきました。思わぬご褒美でありました。Periodontitis save teeth. 今後も研鑽を積んでいきたいと思います。
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2013年06月07日

秋田のお土産 『もろこし』

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本日患者さんから秋田のお土産として「もろこし」を頂きました。固い食べ物が好きで全国を旅行した時に探してくるのだそうです。この患者さんに以前、福島の「麦せんべい」を頂きました。「私は固いものが好きでいろいろ試した中で、これが一番固いんです。先生食べてみてください!」過去に患者さんの健康教室の中で「噛むことは健康につながります』とお話したことがあります。その教室通信をみて持ってきてくれたのです。麦せんべい、もろこしと歯に刺激になるような固さがありました。持ってきていただいた患者さんはガツんとくるくらいがいいのだそうです。年齢は80歳、失った歯は無く丈夫なお口の持ち主です。80歳にして旅先での固いもの探しが趣味なんてとても素敵ですね。自分の好きなものを食べれる老後をおくることは幸せです。そのためにも歯の健康は大事ですね。あまり無理をすぎると歯が欠けたりしますのご注意を!!
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2012年07月05日

第4回ジュン先生の歯楽教室 報告

開催日時平成24年6月21日(木)10時30分〜11時30分
場所 旭ヶ丘ジュン歯科
演題 歯周病とは?どんな病気?
講師 柏崎潤 旭ヶ丘ジュン歯科院長名称未設定.png

2.png平成24年6月21日(木)10時30分より旭ヶ丘ジュン歯科内において第4回歯楽教室が行われました。今回は「歯周病とは?どんな病気?」という演題で歯周病についてわかりやすく説明した内容でした。4名の方に参加して頂き歯周病の原因、治療、メインテナンスそしてブラッシングなどについて簡単な実習を加えて和やかに行いことができました。参加した皆さんから大変勉強になったとご意見を頂いております。今後もこのような健康教室を開催していきたいと考えています。美味しいおせんべいもご用意しております。是非次の機会にたくさんの方にご参加いただければ幸いです。
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