2012年01月08日

第2回ジュン先生の歯楽教室報告

開催日時 平成23年12月15日(木)10時30分〜11時30分
場所   旭ヶ丘ジュン歯科 診療室内
演題   美味しく「かむ」食感の口福
演者   柏崎潤 旭ヶ丘ジュン歯科院長

去る12月15日(木)10時30分から旭ヶ丘ジュン歯科において5人の当医院の患者さんに参加していただき、『美味しく「かむ」食感の口福 かめるということはいいのです』という演題で第2回ジュン先生の歯楽教室を開催しました。
内容としては1.美味しくかむこととは5感が大変重要な役割をしている、2.その5感のうちのひとつの触感(食感)には歯が深くかかわっている、3.よく噛むことは身体にもいい影響を与える、などを30分くらいの時間で説明させていただきました。
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その後、さがえ屋さんの美味しいおせんべいの中から「かむ力基準せんべい」をセレクトして試食会をかねて歓談をいたしました。教室後のアンケートの結果ではこのような健康教室による情報提供は大変良いと思う、内容はわかりやすかったとご参加いただいた方から頂いております。ご参加いただいた方に感謝いたします。今後もジュン先生の歯楽教室を企画して開催していきたいと考えています。今後とも宜しくお願いいたします。
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今回用いた「かむ基準せんべい」をご紹介します。
うす焼き
うす焼きせんべい.jpgパリパリして硬くはありませんがかむ回数は多くなるおせんべいです。成長を考えたお子さんのオヤツにいいでしょう。
豊年揚げ
豊年揚げ.jpg噛みごたえがありバリバリ刺激になります。脳に刺激を与え血のめぐりをよくしましょう。美味しく食べれれば歯の健康は合格です。
豆かきもち
豆かきもち.jpgさくさくして食べやすいです。入れ歯や歯の弱い方も美味しく食べれます。
煎餅工房 さがえ屋http://www.sagaeya.co.jp/
エスパル仙台店の地下でも売ってます。是非食べてみてください。 
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2011年02月26日

食感の言葉

 私たちが食べ物を食べるときは5感を使って美味しいと感じとります。5感は視覚、臭覚、聴覚、味覚、触覚を示しますが、その一つの触覚のうちお口で感じる感覚を食感と呼びます。近年食育が多く取り上げられていますが食感を感じるということは食育においてもとても重要です。
 ツルツル、ずるずる、ずーずー、チュリチュルといったらあなたは何を想像いたしますか?もちろんラーメンですね。ではシャリシャリ、キーンキーン、ザクザク,ゴリガリはなんでしょうか?考えてみてください!(答えは最後に)このように日本語の食感を表す言葉は擬音語や擬態語が多く含まれています。
 お口の中でこの食感に一番関係しているのは歯を支えている歯根膜です。歯根膜とは歯と歯ぐき(歯槽骨)とを結びつけている繊維でちょーどハンモックのように歯を釣っています。食感は歯根膜というセンサーで感じ取り脳へ伝達されています。また噛むことで脳の血流量が増えることは多くの研究で証明されています。それだけ食感を感じながら噛むということは脳を満足させるといえます。
 2005年に食品総合研究所において日本における食感の言葉すなわちテクスチャー用語の調査を行っています。仙台、東京、大阪、鹿児島の4カ所から多くのテクスチャー用語が集められ最終的に専門の研究者4名で表現リストを作成しました。なんと日本語は445語の食感を表す言葉があります。英語では77語、ドイツ語では105語、食文化の有名なフランス語は226語、お隣中国語は144語と報告されています。日本語の445語はいかに日本の食文化に食感が多く関係していることをあらわしているといえるでしょう!
 バリッ、パリッ,パリパリ、ばりばり、パサッ、パサつく、ばさばさと是非お家で、外で食事をするときに食感を感じながら味わってみてください。脳はよりいっそう刺激され満足感は大きくなると思われます。まさにお口から健康、満足感が幸福感となり“口福”となるのではないでしょうか。(答えはかき氷です。食感って素敵ですね)
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2010年03月04日

火山国ニッポン人はカルシウム不足?

今日はカルシウムのお話です。日本人はカルシウム不足といわれそれにより骨粗しょう症の原因になっています。もちろん歯もカルシウムが大きくかかわっています。日本は火山国なので土壌にカルシウムがほとんどありません。ヨーロッパなどは土壌にカルシウムがたくさん含まれているので水やその土地で育った野菜やウシ、ブタなど日本に比べたらカルシウムを多く含まれているのです。日本は太古のころ火山がどんどん爆発して、その灰が国土を覆っていますが、その火山灰の中にはほとんどカルシウムがないのです。
1人1日あたりのカルシウム摂取の目標量は成人男性の場合600mg〜650mg、成人女性の場合は600mgとされておりますが15%くらい不足しているそうです。
カルシウム含有量の多い食品は牛乳、シラス干し、さくらえび、まいいわし、乾燥ひじきこまつななどがあげられます。
カルシウムは骨に大事な成分ですがもうひとつ気持ちのイライラを鎮め、精神を穏やかにする働きがあります。何日もカルシウムと青野菜を取らないと気持ちが荒れてくるそうです。牛乳コップ1杯200mlあたりのカルシウム含有量は220mgであるから1日の目標の1/3をとることができます。普段の食事をカルシウムについて少し気をつけて皆さんで穏やかな生活の元になればと思います。イライラのストレスが寝ているときの睡眠ブラキシズム(くいしばりや歯ぎしり)の原因になるといわれていますから。
カルシウム補給のこんなお料理を紹介いたします。参考にしてください。

たらとほうれん草のサワーグラタン

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作り方
@たらに塩、こしょうをふり10分おく
Aほうれんそうはゆでて水にとって水気をしぼり短く切る。たまねぎは薄切りにする
Bフライパンに油小さじ1を熱し、たまねぎをいためて取り出す。油小さじ1をたし、たらをいれて両面を焼く。食べやすくきる
C耐熱皿に、ほうれん草、たまねぎ、たらのじゅんにのせる。サワークリーム、牛乳、粉チーズをよく混ぜて上からのせ、タイムの葉などをたらす。オーブントースターにて10分程度焼く。

きなこ入りホットミルク

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作り方
@なべにはちみつを入れて、だまにならないようにごむべらなどでよく混ぜる。
Aごむべらを泡だて器に変えて、牛乳を少しずつ加えてよくかき混ぜながら、弱火で温める。
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2009年11月08日

昼に浴びる光が眠りの質を左右する

先月、睡眠時無呼吸症候群の勉強の為日本睡眠学会に参加してきました。その中で睡眠に関するシンポジウム(睡眠・生活リズムと社会生活)を拝聴し、とても興味のある情報を得ましたのでご紹介いたします。
 
 睡眠は毎日、繰り返しおこなわれる生理現象です。寝ることは体の疲労をとりますがそれだけでなく脳の休息もおこなっています。生命を維持していくために睡眠はとても大切なのです。
 
 私たちは5感を使って感じていますが、睡眠にとっても視覚、聴覚、臭覚、温熱感覚、触覚の5感が心地いい眠りと目覚めに大きな影響を及ぼしています。この5感を「睡眠5感」といわれています。目を閉じるだけで脳は休まります。目から入る情報は5感の中でも群を抜いています。今回睡眠5感のうちの視覚について勉強してきました。
 
 睡眠は体内時計によってコントロールされていますがこの体内時計のリセットは朝陽をたくさん浴びることでされます。光が脳の覚醒中枢に覚醒信号を送ることで、すっきりと目覚めるのです。そして14〜16時間後に自然な眠気が訪れるように導いてくれます。光がどのように体温の変化に影響するかという実験から昼間より強い光を浴びた方が夜間、睡眠時の体温がより低く下がるということが明らかにされました。
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光の明るさと体温の関係(Literacy002より引用)












逆に夕方から夜にかけての強い光は体内時計を遅らせます。寝つきが悪くなるだけでなく眠りの質も低下させます。夜、昼光に近い色温度をもつ蛍光灯の下で長時間過ごすと体は昼夜の区別がつかず、体温がきちんと下がりません。夜は蛍光灯でも電球色のものや白熱電球、キャンドルのような色温度の低い光が睡眠にとっていいとのことです。
x3.jpg自然光と人工光源の色温度(literacyより引用)
















最近出たLEDなどは色温度が高いものがまだ多いため夜はさけた方が良いようです。このように快適に睡眠をとるには光の工夫も必要です。参考になれば幸いです。
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メラトニンとは睡眠に必要なホルモンです。左の図は午後9時以降に浴びた光の違いでメラトニンの分泌の違いが示されています。」このように赤い光を浴びた方がメラトニンの分泌が多くなっていることがわかります。


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2009年10月14日

きのこの季節

 秋の味覚の一つにきのこがあります。先日秋保大滝に行きましたらおいしそうななめことシメジがお店に並んでいたので、早速なべにして家族でいただきました。秋のきのこの風味がでて大変美味しかったです。
 きのこは世界中に膨大な種類が存在しています。日本で食用になるのはそのうち130〜150種類位となります。それぞれ味や香り、歯ざわりが異なり、多くの人から好まれています。
 きのこを栄養の面からみるとカリウム、ビタミンB1、B2,D、食物繊維が比較的多く含まれております。近年、クレスチン(かわらたけ)、レンチナン(しいたけ)、シゾフィラン(すえひろたけ)がガンに対する働きがあるとして医薬品として抽出されています。
 国立がんセンターの研究によるとぶらしめじ、なめこを週一日以上とっている人は、これらをほとんど食べない人に比べて胃がんの発生率が44%低減していたそうです。またえのきだけを週3回とっていた人は4%低減し、これらのきのこが胃がんを予防している可能性が示唆されました。きのこの量は1日20gだそうです。さらにしいたけ、えのきだけ、なめこ、きくらげには血中総コレステロール値を下げる働きがあるそうです。
 なんとインフルエンザにもきのこが効くとか。富山大学医学部において新型インフルエンザの予防と治療にマイタケが有効と米国の科学雑誌に発表されました。マイタケから抽出した漢方薬がウイルスの増殖を抑えるとのことです。きのこという自然の食材が多方面で注目されているようですね。是非、健康生活に「きのこ」を活用ください。
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2009年04月16日

心と体を健康にする5色健康法

 栄養のバランスを考えた食事が大切なことはわかっていてもいちいち栄養を考えながら食事を作るのは大変で長続きしません。そこで食材の色を「赤」「白」「黄」「緑」「黒」に分け、この5色をまんべんなく食卓に並べるようにする「5色健康法」をご紹介いたします。

それぞれの色に含まれる食品とその特徴です!

・・・成長期に欠かせないタンパク質・脂質が豊富な肉・魚のほか、カロテンを含むにんじんやトマト、スイカ、さくらんぼなど

・・・糖質を含む米・パン・麺類などの主食やカルシウムを含む牛乳、豆腐、白身魚など

・・・良質のタンパク質を含む大豆加工品のほか、かぼちゃ、とうもろこし、ビタミンCを含む柑橘類も

・・・ビタミン、ミネラルを多く含む緑黄色野菜やキウイなど

・・・低カロリーで食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富な海藻類、きのこ類、ごまなど

 飲み物や調味料は5色に入りません。色は見た目で自分が決めてかまいません。色が違っても同じ仲間、たとえばマグロと白身魚(どちらも魚)の場合は2色とせず、どちらか多いほうを1色として、野菜など他の仲間でもう1色を取るのが効果的です。
 
 この5色がそろった食事を心がければ栄養のバランスのとれた理想的な食生活となるでしょう。サラダも、レタスやキャベツとさらしタマネギだけでなく、5色を意識してワカメやトマトを入れるようにします。考えてみればカンタンなこと。彩り豊かで目にも美味しそうなら良いのです。とはいえ、毎食5色揃えるのは大変なものです。でも大丈夫。その場合は1週間のサイクルで考えるようにいたしましょう。たとえば、今日の食事が「赤」と「白」なら、明日は「黄」と「黒」を多めにとるなど 1週間を通じでバランスが取れればOKなのです。
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できる子をつくる脳力レシピより引用
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2009年03月05日

健やかな体をつくる睡眠6か条

今回は睡眠のお話です。私たちは1日に8時間ほど眠り、その間90分ほど夢を見ています。75年間生きるとすると、25年間眠り5年間夢を見ることになるのです。それだけ体にとって睡眠は大切ということですね。では、良い睡眠をとるにはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。そこで、健やかな体をつくる睡眠6ケ条を、滋賀医科大学睡眠講座の資料から紹介したいと思います。

@ 毎朝、同じ時刻に起きましょう。
毎朝の早起きが早寝につながります。お休みの日だからといって、遅くまで寝ていないようにしましょうね。早寝早起きの習慣にする場合には、早寝からではなく、むしろ早起きから始めるのかコツです。

A 朝の光で体内時計をスイッチオン!!
目覚めたら朝日を浴びてスイッチオン!なんと、脳は「その15時間後に眠るぞ」と準備をするのです。朝に光を浴びると寝つきがよくなり睡眠も深くなります。

B よい睡眠には規則正しい食事と運動習慣が大切
1日が始まる朝に、ごはんをしっかり食べて栄養をとることは、脳へのエネルギー補給となり、体温を高めて体を動きやすくします。夜食のとり過ぎは寝つきが悪くなり睡眠の質を悪くします。昼間の運動は眠りを良くする働きがあることがわかっています。

C 睡眠は脳や体を休ませ、記憶をよくする
睡眠は脳を正常化するために大切で、脳や体を休ませるだけでなく、脳を点検・修理する役割もあります。学習し記憶することには睡眠は重要な役割をもっています。一夜漬けといいますが、試験前の徹夜はよくないのです!

D 眠る前に自分なりにリラックス
心や体をリラックスさせるために、軽い読書や音楽、ぬるめの入浴、心地よい香り、軽いストレッチングなどが効果的です。体温が下がると眠気が出てくるので、入浴は起床前の30〜60分前に、40度前後のぬるめのお湯にすると眠りやすくなります。

E 睡眠時間は日中の眠気で困らなければそれで十分です
昼間にたくさんの眠気がなければ、何時間寝ているのかということにこだわる必要はありません。必要な睡眠時間は個人によって異なるので、長ければよいわけではないのです。

以上が健やかな体をつくる睡眠6か条です。良い睡眠は“美味しく食べる”ことにもつながります。ぜひご参考にしてみてくださいね。
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2009年01月21日

お食事やおやつに「白石温麺」はいかがですか!


宮城県県南の城下町白石市、ここに全国的に知られている「白石温麺」があります。白石温麺は「寒葛」「和紙」と一緒に「白石の三白」と呼ばれている全国的な名産品です。

白石温麺の歴史は古く400年前の江戸時代初期に発祥しました。当時白石に鈴木味右衛門という方がおりまして、味右衛門の父は胃をやんで床に伏し何日も絶食をしなければなりませんでした。あるとき旅の僧から油を使わない麺の製法を習いそれを父に作り食べさせてあげたところ、父は快方に向かいやがて全快したとのことです。その麺は消化もよく胃にやさしいため回復を早めたのでしょう。この親孝行の話が時の殿様に伝わり温麺と名づけられたとのことです。

原料は小麦粉と食塩水でそうめんとの違いは油を使わないというところです。小麦粉と食塩水を混合し熟成、圧延、切り出し、棒かけ、乾燥、切断と行程され我々の元に届きます。短く9cmくらいに食べやすく切断されているのが特徴ですね。JR東日本のテレビCMで吉永早百合が温麺を美味しそうに食べている画像が全国放映されましたことで静かなブームになっています。油を使わないヘルシーな健康食品というところが要注目だと思います。

宮城県産のものをもう一度見直し皆さんで食してみてはいかがですか?

ここで温麺を使ったピザのレシピをご紹介いたします。お子様のおやつに体にも歯にもいいと思います。

蔵王チーズと石巻トマトのお好みピザうーめん

材料4人分 白石温麺1束 石巻トマト中2個 蔵王チーズ60g 宮城県産小麦粉(ゆきちから)大2 削り節 大2 ピーマン1個  

1 白石温麺を茹でて水分を切り、2つのボールに分ける それぞれ小麦粉大・削り節大1水大2を混ぜてつなぎにする

2 フライパンにサラダ油を少量入れて温麺を流し、おたまの背などで平らにする。蓋をして中火で両面をこんがり焼く

3 色よく焼けたら刷毛でしょうゆを塗り、トマトのスライスを並べる  チーズをかけ、彩りにピーマンをのせて再び蓋をする

4 チーズが溶けたら皿に盛り、お好みで削り節・青海苔・紅生姜を添える

※お好みでハムやサラミを入れても良く合います。また残った白石温麺で作っても、美味しくいただけます。

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2009年01月07日

舌のおそうじについて

■舌のおそうじのお話
 先月は味のふしぎについてご紹介しましたが、今月は舌の汚れのとり方についてご紹介いたします。まず、自分の舌を鏡にて見てみてください。表面に白っぽいものが付いていませんか?コレは「舌苔(ぜったい)」という、舌の上にたまった汚れなのです。お口の中は、歯だけでなく舌も汚れているのですね!
 ところで、舌の表面には舌乳頭という小さな突起がたくさんあります。この間にたまった汚れが舌苔です。なにせ「汚れ」ですから、たまると味が正常に感じられないだけでなく、口臭の発生や歯周病を悪化させる原因にもなるのです。舌苔は細菌の温床といえます。介護が必要な方に起こりやすい誤嚥性肺炎の原因にもなっているといわれています。

さぁ、舌のおそうじを始めてみませんか?
舌はやわらかく、非常にデリケートです。舌の表面を傷つけずに、しかも効率的に舌苔を取り除くには、舌磨き専用ブラシが便利です。

 舌磨き専用ブラシには、大きく分けてヘラタイプとブラシタイプがあります。ヘラタイプは、引っ掻きながら清掃するのでブラシ自体の持ちはいいのですが、舌を傷つけやすくなります。お値段はちょっと高いですが、ブラシタイプの方が舌に優しく・しっかりフィットして、しかも刺激を与えず効果的に舌苔を除去できるのでオススメです!

■舌磨きの仕方
・・・毎朝の歯磨きに舌のおそうじを加えて、お口全部をフレッシュに保ちましょう。

@舌をできるだけ前方に突き出します。

A持つ所を軽く握り、鏡を見ながら舌表面にブラシを当てます。このとき、あまり奥までブラシを入れないでください

B軽い力でゆっくりと、舌の後ろから前にかけてブラシを引くようにします。数回ブラッシングすればOKです。舌が痛いと感じるほど力を入れないでください。

Cご使用後はブラシや受け皿をきれいに洗い流して、通気性の良いところに保管してください。

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2008年12月16日

味覚のふしぎ

食事のとき美味しいと感じるのは、味覚だけでなく5つの感覚〜五感全部を使って味わっていることをご存知ですか?五感とは“味覚・臭覚・聴覚・視覚・触覚”のこと。物を食べた時、これら5つの刺激が神経を伝わって脳の中に届くことで「美味しい!」と感じられるのです。

 味覚は舌で感じます。舌の上には味を感じるツブツブ(味蕾)があり、そこが味を感じて脳に伝えます。味蕾は舌全体に分布していて、食べ物や飲み物の中の味物質(甘い、しょっぱい、すっぱい、にがい、うまみ[アミノ酸])が唾液にとけて味細胞に付き、その刺激が脳に届くと味を感じる仕組みです。だから食べる時はよく噛んで唾液とよく混ぜ合わせることが「美味しく食べる秘訣」なのです。舌の細胞は新陳代謝が早く、10日で生まれ変わるのでやけどをしても短期間で再生してくれます。
 
 味は口の中だけでなく匂いでも味わいます。風邪をひいて鼻が詰まった時は食べ物が美味しく感じられないですね。匂いは鼻の奥にある嗅細胞で感じます。匂いのガス[微粒子]が嗅細胞から神経に伝わり脳に届いて“美味しそうな匂い!”と感じるのです。ヒトの臭細胞は350種類もあるそうです!
 
 せんべいやポテトチップスを食べるときカリカリ、サクサク、と音がしますね。その音が美味しさを増してくれます。美味しく食べるには耳で感じることも大切です。しけったおせんべいは、音があまりしないことも美味しく感じられない理由の一つです。
そして、ヒトは見ることでも味わっています。真っ赤なイチゴやトマトはその色を見ただけで美味しく感じます。白っぽいイチゴは熟してなくて、まだ美味しくなさそうだと感じるのですね。

 ぬくもりや感触も美味しく感じるために大切な要因です。お味噌汁を手に持ったとき、まずお椀の温かさを感じます。お味噌汁から立つ湯気が顔にあたると、温かくなります。口の中に入れると味と同時に温度も感じます。もしぬるかったら美味しさも半分でしょう。

 普段、あまり意識せずに“美味しいと”思いがちですが、実は楽しく・美味しく食事をするために五感をフル回転させているのです。目があるからいろいろなものを見ることができ、耳があるから音を聞くことができ、鼻があるからにおいを感じることができます。舌や肌の感触で、硬い・やわらかい、熱い・冷たいを感じ、最後に口の中で舌が味を感じています。(もしかしたら、舌の次に「ノド越し」という美味しさも!?)

 家で食事中にテレビを見ていると、視覚も聴覚も奪われて、せっかくの料理を十分に味わえません。ご飯の時は、私たちがせっかく持っている五感という“美味しさセンサー”を全部使って食べるようすれば、食事がよりいっそう美味しく・楽しくなりますよ!


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posted by ジュン先生 at 11:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記